鍋 料 理


はまぐりの湯豆腐 / あさりのとうふ鍋 / 


はまぐりの湯豆腐
うちの冬の定番。池波正太郎に出てきて、どうしても食べたくなって自己流で作るようになって定着して3年くらい。おいしい日本酒で食べて、最後は雑炊。特に雑炊は最高です。鍋は雑炊の前菜かもしれない。冬の極楽です。

材料:数人分
はまぐり (できればざるに1杯くらい)
白菜、ねぎ、エノキ、シメジなど (すきなだけ)
とうふ (半丁くらい、絹ごしが良い)
酒 (どぼどぼどぼ くらい)
昆布 (2枚くらい)
薬味 :しょうが、鰹節、わけぎ(好きなだけ)
雑炊用:ごはん、わけぎ(好きなだけ)
醤油

下ごしらえ:
はまぐり:砂抜きする
とうふ野菜:適当な大きさに切っておく
とうふ:浄水に浸けておくといいらしい。
しょうが:おろしておく
わけぎ:刻んでおく
ごはん:炊いたご飯を水で洗ってぬめりをとっておく。


1.土鍋に1/3くらい水を入れる
2.昆布、はまぐり(必要なら砂抜きして洗う)をいれて火にかけてふたをする。
3.沸騰したら昆布は抜き、酒をどぼどぼどぼっといれて10分くらい弱火で煮て灰汁をすくう。
4.野菜を入れる。
5.とうふをいれる。

豆腐があたたまったら完成。
薬味は、鰹節、しょうがに醤油を垂らして。
ひととおり食べ終わったら、

6.のこりカスをすくって火にかける。
7.沸騰した灰汁をとってらご飯をいれる。
8.ふたをして弱火でしばらく炊く。

食べる時は、わけぎをふって。溶き卵は入れない方がうまいです。

あさりのとうふ鍋


以前、はまぐりの湯豆腐をアサリで代用しようとして失敗しました。あさりははまぐりと比べて独特の臭みがあってああいう湯豆腐には適さないのでした。そんな矢先、渋谷の蕎麦屋「福田屋」で食べたあさりの豆腐鍋に答えが見つかりました。でも、冬はアサリの身が小さいんですよね。

材料:数人分
あさり (できればざるに1杯くらい、剥き身でもよい)
ごぼう、三つ葉、白菜、ねぎ、エノキ、シメジなど (すきなだけ)
とうふ (半丁くらい、木綿でも絹でも)
酒 (どぼ くらい)
出汁醤油 (ズルがいやならカツオ出汁と酒、醤油)
卵 (2〜3個)
しょうが (親指第一関節分くらい)
雑炊用ごはん(好きなだけ)
醤油

下ごしらえ:
あさり:砂抜きする
とうふ野菜:適当な大きさに切っておく
みつば:適当(3cmくらい?)に刻む
ごぼう:ささがきにして水に浸けておく
とうふ:浄水に浸けておくといいらしい。
しょうが:細かく刻む
ごはん:炊いたご飯を水で洗ってぬめりをとっておく。


1.土鍋に1/3くらい水を入れる
2.アサリとしょうがをいれて火にかけてふたをする。
3.沸騰したら、酒をどぼっといれて5分くらい弱火で煮て灰汁をすくう。
4.出汁醤油をおたまに2/3くらい入れて味を調える(微調整は好みで)。
5.ごぼうをいれる。
6.他の野菜をいれる。
7.とうふをいれる。
8.豆腐が暖まったら、火を止めて溶きたまごを回しかけてる。最後に刻んだ三つ葉を散らす。

薬味は特になし。食べにくかったら、3,4の段階でアサリの殻を取り除いても良いでしょう。
ひととおり食べ終わったら、

9.のこりカスをすくって火にかける。
10.沸騰したら灰汁をとってらご飯をいれる。
11.ふたをして弱火でしばらく炊く。
12.火を止めて溶きたまごを回しかけて完成。