ピザを作る
鯖の家では、人が遊びに来るとピザを食べてもらうことが多い。自家製ベーコンや自家製バジルもあるのでハッタリ性が高く、評判をとりやすいからである。でも、実際はパンこね機があるのでおそろしく簡単に作れる。しかも、生地は焼く前の状態で長期冷凍できるので、作り置きしておけば食べたいときにすぐ食べられる。 そんなわけで、比較的おいしいピザを日常的に作る為に、いろいろ研究をしたのだが、一番効果が高かったのは「ガスコンベックオーブンを買ったこと」だった。なんだかばかばかしくなったが効果は絶大だった。それと、自分的には、天板直火焼き作戦とチーズ先載せが今までの試行錯誤の成果だろうか。 |
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1.生地を作る
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8.ボウルから取り出して、まな板の上でちょっとこねる。
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2.伸ばして具を乗せる。 1.大きなまな板(大理石とかあるといいけど)で打ち粉をして生地を延ばす。これは慣れるまでがんばる。 |
3.焼く
焼くコツの最大のポイントは「高火力のオーブンを使うこと」。安物の電気オーブンではどうあがいても思うような結果は出ない。私も以前安い電気オーブンで作っていた頃は、火が通る前に具が焦げるのでアルミホイル等をかけて調節したり色々と工夫(悪あがき)をした。が、ガスオーブンに変えて、その効果に腰が砕けた。ガスコンロの魚焼き用グリルを使ったりするのもいいらしい。しかも最近の情報ではオーブン用温度計を使用してそこそこの値段の電気オーブンの庫内温度を測定すると恐ろしいことがわかるらしい。それは仕様です。ただし、電気オーブンもデロンギは評判が良い。 そして、鯖が自ら編み出した自慢の裏業が2の工程だ。ピザストーン(デロンギのオーブンに標準装備の素焼きの石版のようなやつ)や天板をあらかじめ熱しておいて、その上に生地を乗せて焼いたりするとカリッとしたピザができるという話は有名だ。だが、丁度良い大きさのピザストーンはなかなか見つからないし、わざわざ熱したピザストーンや天板に具を載せた生地を移す作業は面倒である。店舗で使ってるようなでっかいフライ返しを使うか、オーブンシートに載せたまま滑り込ませるなんて素人志向の私としてはご免だ。悩んだ結果、どうせ加熱するんだから天板ごと火にかけたらどうだ?と突然思いついた。そして、やって見たら大成功。裏もカリカリのピザが焼けるようになった。これははっきり行ってお勧めだ。だが、一応ガスメーカーに問い合わせると「有害物質が出ることは無いが、変形変色の恐れはある。また、コンロで大きい鉄板を空焼きするのはコンロへの影響を考えるとおすすめはしない」という回答を得た。確かに天板は若干変形した気はするが、気になるレベルではないので使い続けている。ということで、ご使用の場合は自己責任でお願いします。 バジルは焼いてから載せるのだが、それでもすぐ黒ずむ。鯖家では生バジルは籠に入れて別にして、食べるとき思い思いに載せる仕様とした。 うちでは具はまあそれほど代わり映えしないものを載せているが、トマトソースのかわりにミートソースを敷いてチーズを乗せてナスを縦に薄くスライスした奴をズラーっと並べて焼いたピザはなんか評判が良かったので定番化した。 |